[ ダマスカスギア 東京始戦 HDEdition ] 感想レビュー[インディーズゲームレポート]


実際のゲームプレイ

遊び切ったの感想とレビューでございます。
総合(値段も)評価:中上

目次:
・どんなゲーム
・良いところ
・悪いところ
・ここは頑張った
・お勧めできる人
・お勧めできない人

どんなゲーム
総合的に表すと、カスタマイズロボ+ハクスラ
という感じなゲームであります。
特に近い数年、アーマードコア5の発売以来、
カスタマイズロボジャンルが殆ど死滅で、
まだこのジャンルを遊べることが、すでに評価できるポイントです。
(現時点はほぼガンブレしかなく、しかもそこは「玩具」のモチーフ)
ゲームのストーリー進行はミッション形式で、
ストーリーをコンプリートの他に、
ひたすらよりいい、より格好いいパーツを集めることが、
本作の肝であります。

元々はPSVitaのDL作品、
のちにPS4に移植することです。
実際は2013年の作品です(;'∀')


良いところ
カスタマイズロボ
前も書いてましたが、今の時代で、
リアル風のカスタマイズロボゲームが遊べることだけで、
非常に評価できるポイントです。
自作の機体で戦場に駆け回る、まさにロマンです!
( *´艸`)

自分の最終機体( *´艸`)

ストーリー構成
限られたボリュームで、ストーリーはよくできているほうです。
アーマードコアに寄る姿勢も見えていますW
設定はかなり固めており、のちにスマホゲームと続編があります。
続編でさらに設定を固めてました。
本編の主軸が固いうえで、横の発展もあり、
よく練たストーリーであります。

キャラクター達
人にもよりますが、自分は好きなほうです。
特に本編のオペ子はかわいいw。
低予算なので、絵柄自体はなんか「限界を感じる」感想もありますが、
セリフ回しによる個性の表し方はいいと思います。


悪いところ
X武器バランス
かなりやばいと思いますw。
序盤ですでに近接武器が全滅しました。
近接武器は「全く使えない」ほどといっていい。
一撃必殺のパイルバンカーなら、まだ使い道がありますが、
他は・・・(´;ω;`)ウゥゥ
また、難易度が上がりにつれ、使える武器種も限られている。
本体のパーツはある程度の自由度がありますが、
武器はもはや「強い」ものを一択しないと、
攻略自体は支障が出るレベルです。
ある程度自由にロボをつくるこのゲームジャンルにおいて、
かなり致命な欠点であります。
実際使ったらのやばさが身に染みる

Xマイナス特性の存在
ハクスラはいわばトレジャーハンターゲームで、
よりいい装備を求めるが肝ですが、正直これはやりすぎたと思います。
良い特性のパーツ自体が出にくいうえ、
このマイナス特性でパーツを産廃化させることで、
理想なパーツを獲得自体ほぼ無理。
もしやるとしたら、恐ろしいほど膨大な時間が要します。
より強いを求る欲求でゲームをプレイさせるのハクスラですが、
このゲームはあまりにも出渋る過ぎますので、こころが先に折れます(;'∀')
ボリュームと変化が足りない分、
この欠点をさらに目立ちさせました。
こうなったら産廃決定

X敵の強さ設定
こっちの設定もがばがばですw
特に中盤以後の「突然の死!」が頻発になり、
結構イライラと募ります。
ま~これもハクスラの特徴も一つですが、
ハクスラ慣れていない人にとってかなりきつい。
それでも、強武器を持つ敵による突然の死は本当に腹立つほど。
原因すら突き止めれないことで、
他のハクスラより苛立ちがひどい。
また、プレイヤー側の弱武器でしても、敵が持ったら脅威!
のケースもなんか恨めし。


ここは頑張った
・機体とパーツの種類
値段のわりに、パーツの種類が豊富です。
カスタマイズが好きなひとにとってたまらないです。
資金が殆どこちらに回したじゃない?と感じるほどw。

・裏の設定
ストーリーにてはっきりしていませんが
各人物、勢力や機体など、
詳しい設定があります。
のちにソシャゲーと次作につながります。
この面においても、アーマードコアに匂わせた。
製作者もACが好きで、その空いた穴をねらうつもりでしょう


お勧めできる人
・カスタマイズロボが好き
・ハクスラジャンルが好き
・気楽で遊びたい

お勧めできない人
・繰り返し作業が苦手
・突然の死に強いストレス
・運要素が強いのが嫌い


作りとしても、表現の仕方にしても
かなりアーマードコアに近いです。
資金の難があり、ロボアクションではなく、
ハクスラにしたでしょう。
それでも、近年において貴重なカスタマイズロボゲームです。
カスタマイズロボが好きな方はぜひおすすめしたいです!
(`・ω・´)b