[ニーアレプリカント Ver1.22]ゲームレビュー:評価+感想 新規プレイヤー目線から![Nier Replicant Ver1.22 Game Review]

 

今回紹介するゲームは「ニーアレプリカント V1.22」です!

2010作品で、今回は「バージョンアップ」版として発売!

その異色の作りを2021年に蘇らせる:(;゙゚'ω゚'):

(ニーアシリーズの拡大戦略の一つ)

また、自分は原作未プレイですので、

新規プレイヤーの観点からレビューいたします!

ゲーム概要の所も原作プレイ済みのプレイヤーにとって

すでに知っている情報が多いでしょう(;´∀`)

総合評価:74 / 100 (思い出補正なし)
                     / 100 (思い出補正あり)
目次:
・ゲーム概要
・評価点
・不足点
・お勧めできる / できないひと


ゲーム概要&特徴
ストーリー大筋

奇病「黒文病」を患う妹を救うために、

「全て」を投げ捨て、妹を救おうとする兄の物語!

と、簡単にまとめます(;´∀`)

本作はまさにストーリー自体が最大な売りなので、

特に未プレイの方々に配慮し、

とりあえずこんな感じでまとめます(;´∀`)

その「救う」行動は、やがてどんな結果をもたらすのか・・・?


システム概要

本作はいわば前世代によくある、エリア式ARPGです

シームレスになってない事を残念に思います( ノД`)シクシク…

基本ゲームのメインストーリーを沿って進みながら、

お使いサブクエストをこなす王道「仕様」です。

戦闘が完全にアクションとなり、

基本の攻撃や回避のほかに、

予め設定した技(4つ)で戦います。

が、回避とガードも技分類ですので、

実際使える魔法(技)は2種類しか・・・( ノД`)

武器は全3種類があり、自由に切り替えて戦えます・・・が、

前半はほぼ片手剣だけ。


装備に関して、やや特殊です!

ゲーム内で入手する「言葉」を、

今使用している技と武器に装着し、

ステータスや機能を強化します。

一つの装備に二つのワード(前後)が付けるのです。

システム面も本作の背景設定を上手く反映しますね!

武器と設定した魔法でスタイリッシュに戦うことは、

本作の大きい変更点の一つでもあります!



バージョンアップ版

本作実は、リメイクでもリマスターでもなく、

バージョンアップ」版です:(;゙゚'ω゚'):

ま~いわば一部リメイク一部リマスターね!

事前情報と実際プレイした感覚を整理すると、

戦闘方法とメインキャラクターは「リメイク」

その他は「リマスター」という感じ。

ストーリーだけでなく、

仕様自体も戦闘以外はほぼ変わりません。

なんと、セーブも当時のセーブポイント制を( ゚д゚)

そして、DLCも追加ストーリーとして収録されております

Xboxのおっさん版もそこでプレイ可能ですよ(`・ω・´)b


補足:

PS3番と比べると、

細かいところのディティール追加や、

大筋に影響がないストーリーも追加されてます。

「リメイク」の部分は、

原作プレイしていない人にとって分かりにくいと思います(;´・ω・)

逆に、プレイ済みのファンにとって間違いなく感激だと思います!


エリア型式ARPG

いま消えかけつづのRPGスタイルです!

各エリアの繋ぎがなく、

ローディングを挟んで移動する感じ!

よって、ローディングもやや多めです・・・が、

時間が短いので、テンポをある程度維持しています。

世界フィールドも存在しませんので、

今のゲームスケールになれたプレイヤーにとって、

やや窮屈を感じるのでしょう(;´∀`)


前半と後半

本作大きい特徴でもあります。

前半の「少年期」と後半の「青年期」で分かれております。

そして何と、少年期は周回プレイによる再プレイはできません!

これを見ると、少年期はプロローグ、

という見方はあるかもしれませんが、

実はボリュームが大きく、

青年期の前置クエストも存在します(*´Д`)

サブクエストをやりながら進むと、

自分は12時間越えでも青年期に到達できませんでしたOTL

この盛大なるプロローグ(?)も、

画期的設定の一つでしたね・・・



評価点
音楽と雰囲気

プレイ済みの方ならもう知ってると思いますが、

ゲームの雰囲気、特に音楽の質は最高レベル

他のゲームで重要なイベントに使用するBGMを、

普通に村やエリアで使う感じ!

そしてイベントならさらにランクアップ!

配信中も所々原作ファンの視聴者から

神曲コメントが寄せておりますw

この音楽をもたらした雰囲気こそ、

このシリーズの基礎を築き上げたと思います!


秀逸なストーリー設定

本作の売りその2!ストーリー設定。

マルチエンディングの上で、どれも予想できない展開

(とはいえ、2010年の話ですが(;´∀`))

精彩だけでなく、「美しく」仕上げることも素晴らしいところ。

(ネタバレ押さえたいのでこの辺で・・・)

世界の雰囲気と合わせ、

ストーリーを楽しむゲームの代表格でございます。

又、強烈なキャラ設定もこの評価ポイントに含まれてます!

一番の例として、「下着女」は今でも語り草w

強烈だけでなく、

きちんとストーリーに馴染み込むことも、

全体的の設定の緻密さを表します。


画期的な演出

このゲームの演出も、かなり力を入れております。

時々の2Dモードや弾幕アートにも見えるイクラ弾

そして各イベントに合せる特殊演出もあります!

多くは当時、PS3のハード制限の元で、

変化をもたらす工夫です。

リメイクに合せてさらに進化していないことは、

少し残念に思いますが(*´ω`*)

(思い出として丁度いいかも?)



不足点
古い仕様による不便さ

本作の不足点としては、

ほぼこれに尽きます・・・

「一つだけ」に見えますが、

複数の問題が含まれております。

エリア移動によるローディングセーブポイント制

サブクエストほぼノーヒント等々・・・

思い出のあるプレイヤーにとって丁度いいかもしれませんが、

今の時代の便利さに慣れた一般プレイヤーにとって

ストレスを感じると思います。

キャラの挙動や戦闘の判定仕様もやや癖があり、

慣れるまで苦戦しやすい。

(雑魚でもスーパーアーマー、ロックオンの順番など)

やはり、「プレイ済みのファン向け」の側面が強いだと思います



お勧めできる人
・ニーアシリーズファン
・古き時代の思い出を持つ/馴染める
・ストーリー重視


お勧めできない人
・ファンでもなく思い出もない
・古い仕様にストレスを感じやすい
・すでにストーリーを知ってます

質を維持したまま進化させたのですが、

今の時代に合わない仕様のせいで人を選びます

自分が思う、本作の総評です。

ゲーム自体は良質でありますが、

根本はやはり2010年作品です・・・

「思い出」を持つかどうか、

本作への感覚も大きく変わると思います。

特に、古い時代の仕様に馴染むかどうかがキーになると思います

評価もトリッキーになるのがニーアらしい!

とでも言えますね(=゚ω゚)ノ

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