[ウォーハンマー40000メカニカス]評価感想レビュー+ゲーム紹介 ミニチュアテーブルゲームの再現[PS4][WarHammer40000Mechanicus]

 
今回紹介するゲームは「ウォーハンマー40000メカニカス」です!

本作は2018年作品で、公式日本語版として、2022/01/27で発売しました。

元はテーブルミニチュアゲームであり、ゲーム化もかなり多いタイトルです

自分もこのタイトルを知っており、

本作を持って参戦しました(ノ・ω・)ノ

テーブルゲーム特有のルールを相手に、

新参者として、日本語版の要素も含めて本作をレビューいたします!

気になる方は、是非続きをご覧くださいねm(_ _"m)

総合評価:49 /100(この日本語版)

     57 /100(元の英語版)

     99 /100(ハマったら) 
            
目次:
・ゲーム概要
・評価点
・不足点
・お勧めできる / できないひと

「テーブルゲームの再現に忠実過ぎて、新規に非常に厳しい一作」

Warhammer40000元々歴史のあるゲームであり、

積み重ねた歴史とルールは非常に膨大です

シリーズファンじゃない場合、例えテーブルゲームは苦手じゃない(DnD好き)自分でも

今度ばかりかなり苦戦しております。

固有名詞が多く、ルールも細かいですが、説明は大まかOTL

そしてテーブルゲームに因んだ演出(文字メイン)もあって、

初日プレイで、恐らく今まで一番「疲れた」作品でもあります。

ハマった人にとっては最高ですが、軽々しく手を出すべきじゃない品物だと、

自分は痛感してますOTL

これからはゲームの仕様を紹介し、

この「厳しい」現状を説明いたします:(;゙゚'ω゚'):


ゲーム概要&特徴
ストーリー大筋

先ずはストーリーですが・・・

先も話しましたが、本作の設定は30年の積み重ねがあって、ファンでもない限り、

すぐ理解できる物ではありません( ノД`)シクシク…

とりあえず流れはこんな感じ:

人間が殆ど機械と同化した遠い未来

プレイヤーは「アデプトゥス・メカニカス」という組織の司祭として

部隊を駆使し、火星の遺跡の謎の解明と敵勢力撃破を目指す。

遺跡の謎と敵撃破(゚д゚)(。_。)ウン

新規なら先ず多く考えずこの認識で行きましょう!


ゲームの進行

本作は「ボードゲーム風SRPG」だと思います。

ストーリーの進行はミッション選択+時限制

基本ミッションを選択してストーリーを消化することですが、

進行につれ、敵の完全覚醒の時も迫ってきます。

この「覚醒レベル」は探索と同時に増え続けて、

一種の時間制限でありながら、

要素解禁フラグという側面も持っています。

ミッション選択と覚醒レベル、

この二つを合わせて、物語を進ませます。

ミッション中、探索パートと戦闘パートがあります。

探索パートはまさに「ミニボードゲーム

マップは部屋(マス)で構成され、

進み先を選択して探索します。

緑マークと!マークは基本「文字イベント」。

緑は主に宝発見系で、!マークはミニストーリーです。

どちらも選択が要求され、そしてその「結果(良いも悪いも)」を受け止める・・・

マイナス影響多いですが、一応セーブロードで対処可能(;'∀')

が、正解を欲しがる(自分みたい)人にとって、

結構な労力になりますね・・・OTL

赤い敵がいるマスと、菱形のメインイベントマスに入ると、

戦闘になります(稀にメインに戦闘がないケースあり)

では、次の戦闘パートをさっそく見に行きましょう


戦闘パート

戦闘の「基本」は、割とわかりやすい!

ターン制で、ユニットの素早さで順番を決める王道タイプ

(ですが、素早さの数値はいまだに確認出来ていません)

そして移動して行動を取る、こちらも王道。

行動はR2を押しながら、アイコンを選択すること。

で、ここから本作の特徴です!

一般的なターン制SLGは、1ターン行動回数は大体制限されますが・・・

本作は発動条件さえ満たしたら、何回も違う行動が取れます。

基本クールダウンとCP(コグニション)消費ですね。

これらの条件クリアした行動であれば、何時で使用可能です。

移動も最大歩数に達してない場合、何回でも移動できます(゚д゚)(。_。)ウン


もう一つ大きい特徴は、

まさに先ほどのCP(コグニションポイント)です。

他のゲームの行動ポイントに当たるですが・・・

本作はなんと、全員共通OTL

このキャラでポイントを使ったら、もちろん他のキャラの使用分が減ります(;'∀')

回復手段は豊富ですが、さすがに毎回使おうとすると絶対足りません。

このCPという資源管理は、他のSLGよりはるかに厳しい仕様です。


そして、基本仕様は分かりやすいですが、

各技と装備の設定は割と複雑です・・・説明もすくないので、

ほぼ一回使わないと把握できないレベル(;´Д`)

これらを把握できてから、やっと戦闘がある程度スムーズに進めるでしょう。

また、戦闘の配置はなんと、「ある程度ランダム」です!!!

自分は全滅されてロードしてやり直したら、

配置が変わるケースもあります。

事前準備で対策を練る!というのはほぼ効かないゲーム性です。

今持ってるものでいかに対処する事が、本作の肝であります。

確かに、遺跡探索はサバイバルだもんなOTL


育成パート

ここからは育成です!

本作の経験値に相当するのは「ブラックストーン」というもので、

これを利用してキャラクターを「研究」でアップグレードする

もちろん全キャラ共通です(;´Д`)

レベルアップ用の貨幣として考えればいいと思います。

アップグレードは職業みたいな感じで分けてますが、

職内の分岐はありません。

アップグレードの選択も自由です・・・が!

振り直しは効きませんので良く考えましょう(;'∀')

また、「防具」もこのレベルアップによって取得します。

防具フルセットが欲しい場合、やはりなるべく集中するほうがいいでしょう。

職によってアビリティ(技ね)も解放しますが、

実はこれに関して、むしろ装備品に関連技が多い

(言わばアイテム使用)

よって、次は「装備品」の仕様紹介になります!


装備パート

本作の装備は、ステータスより「技」を担当します。

(ていうかステータスどこOTL?)

メイン武器やサポートなど、実に多彩

もちろんクールダウンと消耗CPもあります。

先ほど「防具」にも触れましたが、こちらは主にステータス担当で、

レベルアップが主な入手先です。

が、他の装備(主に武器)は、

ミッションクリアと、ミニイベントで取得する必要があります。

ミッションは報酬も示すので、欲しい報酬を目掛けて進む方がいいでしょう!

そしてなんと、ミッション中のミニイベントの中にも存在します・・・

ここはランダム性が高く、取るには厳しいリセマラの道が待ち構えています・・・

コレクト癖のあるプレイヤーにとって、まさに地獄ですね((+_+))

また、装備品の装備についてですが、スロットが必要です。

このスロットは、数の制限はもちろん、部位の制限もあります。

装備品はスロットの上限を越えない事は当然で、

同じ部位の装備品は重複装備することもダメです。

逆に、同種類複数個所のスロットもあるので、

ややこしいです(;´・ω・)(説明もない)

分からないならば、とりあえず装備してみよう!

実践しながら学ぶ、説明いらず!

これがウォーハンマー流です<(`^´)>!


翻訳について

ま~公式日本語版なので、やはりこちらも触れておきたいですね!

文章自体・・・特に問題ないだと思います!

と言いたいが、実際の所、固有名詞が多すぎるので、

もう文面所じゃないになっておりますOTL

キャラの中にプログラム言語風で喋る方もいますので、

より混乱を招きます。

ま~正確さを置いといて、

実は翻訳に関する不満は一つあります。

後に不足点のチャプターでまた詳しく説明いたします(o_ _)o))



評価点
硬派な戦闘システム

本作の戦闘の難易度は非常に高い

特に序盤から中盤まで

自分はハードで進んでおり、敵雑魚の質も量もこちらより上です:(;゙゚'ω゚'):

むやみに突っ込んたらもちろん全滅しかない。

敵を分断して各個撃破する必要があります。

加えて、先ほども話しました、「ランダム要素」と「CP管理」

戦略ゲームに自信がある方にとって、やり応えのある作品に違いない。

まして本来のウォーハンマーファンであれば、さらにハマるでしょう!

一方、そうでないプレイヤーにとって、難易度の高さに苦労しそう・・・

トロフィーを遠のくことになるですが、

先ずカジュアルで慣れる必要がありそうですね。


テーブルゲーム再現

本作全体の「雰囲気」は、まさにテーブルゲームそのもの。

戦闘を参加するテックプリーストは、言わばミニチュア。

そしてゲーム内の「進行」も、ミニチュアとなって遺跡を潜るではなく、

司祭となって駒を動かすのです

ミッション選択制、マス系の探索マップ、そして文字中心のイベント表現。

どれもビデオゲームでありながら、

原点のテーブルゲームを忘れていない表しです(個人意見)

原作ファン、テーブル好きにはたまらないでしょう( *´艸`)

(一方一般プレイヤーは逆に困惑しやすいかも?)



不足点
日本語フォント

先ほども少し触れましたが、翻訳の「内容」はともかく、

フォントは極めて残念です。

英語版は、ちゃんと雰囲気に合わせて、

デジタル色の強い英語フォントですが・・・

日本語になると・・・まさかのマイクロソフトデフォルト

(今右上で使用するやつ)

雰囲気が一気に冷めており、本作の大事の要素の一つを潰してしまう感じです。

「公式日本語版」という肩書ですが、

やはりDMMゲームズにはまだ勝てなさそうですね(;´・ω・)


機能に対する説明不足

ゲームの基本操作と流れは、チュートリアルでしっかり説明しましたが、

それ以外はほぼありません( ノД`)シクシク…

先ほど登場した「ステータス」もその一つで、

加えて追加設定の機能ですね・・・

項目多いですが、実影響が分からなくて調整しつらい

シリーズファンには問題ないかもしれませんが、

やはり一般プレイヤーの困惑要素の一つですね(;'∀')

固有名詞と文字量

なんというか・・・さすがウォーハンマー

本当に固有名詞が多すぎますOTL

加えてテーブルゲームを意識する演出なので、文字記述がメインになって、

理解もそうですし、読み取るだけでも大変です(´;ω;`)

全体を見る感じ、

やはり「シリーズファン」向けの傾向が強い。

自分としては、直接ゲーム内の説明がなくても、

ギャラリーなどで簡単な名詞紹介があったら、

めっちゃうれしいと思います。

そうすれば、新規プレイヤー達は例え完全理解できなくても、

ここから入門することはできます。

完全に置いてけぼりは少し残酷だと思いますね( ノД`)シクシク…


テンポの遅さ

他のゲームは大体ローディングのせいで、テンポが悪くなるですが・・・

本作は「戦闘」と「イベント」ですね

先ずは戦闘、低難易度はまだしも、

トロフィー案件なら高難易度も攻略しないといけないので、

その場合、敵雑魚ですら「量も数も」こちらより上ですOTL

特に育成がまだ完成してない中盤以前、敵を誘い出して各個撃破する必要があり、

一戦一戦が長いです・・・(加速機能もない)

(トロフィー諦めて低難易度なら・・・!)

そしてイベントのランダム性、

完璧を求めたいなら、頻繁にセーブロードが必要で、

時間が取られる上で苦痛です(+o+)

限定品あるかどうかしりませんが、

本作の場合、最良な結果を求めるより、

素直にダメージを受け入れるほうが快適です(;'∀')

「完璧」を諦めたら、テンポはある程度改善されます

ま・・・戦闘は仕方ないですねヾ(:3ノシヾ)ノシ


こちらも人を選ぶポイントですね・・・一般プレイヤーにはきついですが、

マイナスイベントになれてるテーブルゲーマーでしたら、

「どうということはない」

かもしれませんね( *´艸`)



お勧めできる人
・シリーズファン
・テーブル/ボードゲームに詳しい
・アイアム冒険少年

お勧めできない人
・それ以外の一般プレイヤー

ーブルゲームの再現に忠実過ぎて、一見さんに非常に厳しい一作

ゲームの出来自体は良いだと思いますが、

完全にシリーズファン、若しくは理解のある人に向けなので、

一般プレイヤー、或いは普通のSLGゲーマーに対し、

お気軽に勧めできない作品でございます。

実際、ノマ恒例の初見プレイマラソンも、本作で始めて「疲労」を強く感じました。

系統違いますが、DnDに詳しい方であり、

硬派本格SLGも結構プレイしてきましたが、

ここまで疲れ切ったのは初めてです・・・

「一般」の視点において、やはり「良い」とは言い難いですね。

でも、この手のゲームは「相性」ですので、

シリーズファンに愛される事は何よりの証拠です。

冒険して買ってプレイして、

ひょっとしたら未知な領域への扉が開くかもしれませんよ?

冒険少年王を目指す方でしたら、

是非チャレンジしてみてね:(;゙゚'ω゚'):


0 件のコメント: