本作は2018年作品で、公式日本語版として、2022/01/27で発売しました。
元はテーブルミニチュアゲームであり、ゲーム化もかなり多いタイトルです
自分もこのタイトルを知っており、
本作を持って参戦しました(ノ・ω・)ノ
テーブルゲーム特有のルールを相手に、
新参者として、日本語版の要素も含めて本作をレビューいたします!
気になる方は、是非続きをご覧くださいねm(_ _"m)
57 /100(元の英語版)
99 /100(ハマったら)・ゲーム概要
・評価点
・不足点
・お勧めできる / できないひと
「テーブルゲームの再現に忠実過ぎて、新規に非常に厳しい一作」
Warhammer40000元々歴史のあるゲームであり、
積み重ねた歴史とルールは非常に膨大です
シリーズファンじゃない場合、例えテーブルゲームは苦手じゃない(DnD好き)自分でも
今度ばかりかなり苦戦しております。
固有名詞が多く、ルールも細かいですが、説明は大まかOTL
そしてテーブルゲームに因んだ演出(文字メイン)もあって、
初日プレイで、恐らく今まで一番「疲れた」作品でもあります。
ハマった人にとっては最高ですが、軽々しく手を出すべきじゃない品物だと、
自分は痛感してますOTL
これからはゲームの仕様を紹介し、
この「厳しい」現状を説明いたします:(;゙゚'ω゚'):
ゲーム概要&特徴本作は「ボードゲーム風SRPG」だと思います。
ストーリーの進行はミッション選択+時限制
基本ミッションを選択してストーリーを消化することですが、
進行につれ、敵の完全覚醒の時も迫ってきます。
この「覚醒レベル」は探索と同時に増え続けて、
一種の時間制限でありながら、
要素解禁フラグという側面も持っています。
ミッション選択と覚醒レベル、
この二つを合わせて、物語を進ませます。
ミッション中、探索パートと戦闘パートがあります。
探索パートはまさに「ミニボードゲーム」
マップは部屋(マス)で構成され、
進み先を選択して探索します。
緑マークと!マークは基本「文字イベント」。
緑は主に宝発見系で、!マークはミニストーリーです。
どちらも選択が要求され、そしてその「結果(良いも悪いも)」を受け止める・・・
マイナス影響多いですが、一応セーブロードで対処可能(;'∀')
が、正解を欲しがる(自分みたい)人にとって、
結構な労力になりますね・・・OTL
赤い敵がいるマスと、菱形のメインイベントマスに入ると、
戦闘になります(稀にメインに戦闘がないケースあり)
では、次の戦闘パートをさっそく見に行きましょう
戦闘の「基本」は、割とわかりやすい!
ターン制で、ユニットの素早さで順番を決める王道タイプ
(ですが、素早さの数値はいまだに確認出来ていません)
そして移動して行動を取る、こちらも王道。
行動はR2を押しながら、アイコンを選択すること。
で、ここから本作の特徴です!
一般的なターン制SLGは、1ターン行動回数は大体制限されますが・・・
本作は発動条件さえ満たしたら、何回も違う行動が取れます。
基本クールダウンとCP(コグニション)消費ですね。
これらの条件クリアした行動であれば、何時で使用可能です。
移動も最大歩数に達してない場合、何回でも移動できます(゚д゚)(。_。)ウン
もう一つ大きい特徴は、
まさに先ほどのCP(コグニションポイント)です。
他のゲームの行動ポイントに当たるですが・・・
本作はなんと、全員共通OTL!
このキャラでポイントを使ったら、もちろん他のキャラの使用分が減ります(;'∀')
回復手段は豊富ですが、さすがに毎回使おうとすると絶対足りません。
このCPという資源管理は、他のSLGよりはるかに厳しい仕様です。
そして、基本仕様は分かりやすいですが、
各技と装備の設定は割と複雑です・・・説明もすくないので、
ほぼ一回使わないと把握できないレベル(;´Д`)
これらを把握できてから、やっと戦闘がある程度スムーズに進めるでしょう。
また、戦闘の配置はなんと、「ある程度ランダム」です!!!
自分は全滅されてロードしてやり直したら、
配置が変わるケースもあります。
事前準備で対策を練る!というのはほぼ効かないゲーム性です。
今持ってるものでいかに対処する事が、本作の肝であります。
確かに、遺跡探索はサバイバルだもんなOTL
・育成パート
ここからは育成です!
本作の経験値に相当するのは「ブラックストーン」というもので、
これを利用してキャラクターを「研究」でアップグレードする
もちろん全キャラ共通です(;´Д`)
レベルアップ用の貨幣として考えればいいと思います。
アップグレードは職業みたいな感じで分けてますが、
職内の分岐はありません。
アップグレードの選択も自由です・・・が!
振り直しは効きませんので良く考えましょう(;'∀')
また、「防具」もこのレベルアップによって取得します。
防具フルセットが欲しい場合、やはりなるべく集中するほうがいいでしょう。
職によってアビリティ(技ね)も解放しますが、
実はこれに関して、むしろ装備品に関連技が多い
(言わばアイテム使用)
よって、次は「装備品」の仕様紹介になります!
・装備パート
本作の装備は、ステータスより「技」を担当します。
(ていうかステータスどこOTL?)
メイン武器やサポートなど、実に多彩
もちろんクールダウンと消耗CPもあります。
先ほど「防具」にも触れましたが、こちらは主にステータス担当で、
レベルアップが主な入手先です。
が、他の装備(主に武器)は、
ミッションクリアと、ミニイベントで取得する必要があります。
ミッションは報酬も示すので、欲しい報酬を目掛けて進む方がいいでしょう!
そしてなんと、ミッション中のミニイベントの中にも存在します・・・
ここはランダム性が高く、取るには厳しいリセマラの道が待ち構えています・・・
コレクト癖のあるプレイヤーにとって、まさに地獄ですね((+_+))
また、装備品の装備についてですが、スロットが必要です。
このスロットは、数の制限はもちろん、部位の制限もあります。
装備品はスロットの上限を越えない事は当然で、
同じ部位の装備品は重複装備することもダメです。
逆に、同種類複数個所のスロットもあるので、
ややこしいです(;´・ω・)(説明もない)
分からないならば、とりあえず装備してみよう!
実践しながら学ぶ、説明いらず!
これがウォーハンマー流です<(`^´)>!
・翻訳について
ま~公式日本語版なので、やはりこちらも触れておきたいですね!
文章自体・・・特に問題ないだと思います!
と言いたいが、実際の所、固有名詞が多すぎるので、
もう文面所じゃないになっておりますOTL
キャラの中にプログラム言語風で喋る方もいますので、
より混乱を招きます。
ま~正確さを置いといて、
実は翻訳に関する不満は一つあります。
後に不足点のチャプターでまた詳しく説明いたします(o_ _)o))
本作の戦闘の難易度は非常に高い
特に序盤から中盤まで
自分はハードで進んでおり、敵雑魚の質も量もこちらより上です:(;゙゚'ω゚'):
むやみに突っ込んたらもちろん全滅しかない。
敵を分断して各個撃破する必要があります。
加えて、先ほども話しました、「ランダム要素」と「CP管理」
戦略ゲームに自信がある方にとって、やり応えのある作品に違いない。
まして本来のウォーハンマーファンであれば、さらにハマるでしょう!
一方、そうでないプレイヤーにとって、難易度の高さに苦労しそう・・・
トロフィーを遠のくことになるですが、
先ずカジュアルで慣れる必要がありそうですね。
本作全体の「雰囲気」は、まさにテーブルゲームそのもの。
戦闘を参加するテックプリーストは、言わばミニチュア。
そしてゲーム内の「進行」も、ミニチュアとなって遺跡を潜るではなく、
司祭となって駒を動かすのです
ミッション選択制、マス系の探索マップ、そして文字中心のイベント表現。
どれもビデオゲームでありながら、
原点のテーブルゲームを忘れていない表しです(個人意見)
原作ファン、テーブル好きにはたまらないでしょう( *´艸`)
(一方一般プレイヤーは逆に困惑しやすいかも?)
不足点
✖日本語フォント
先ほども少し触れましたが、翻訳の「内容」はともかく、
フォントは極めて残念です。
英語版は、ちゃんと雰囲気に合わせて、
デジタル色の強い英語フォントですが・・・
日本語になると・・・まさかのマイクロソフトデフォルトw
(今右上で使用するやつ)
雰囲気が一気に冷めており、本作の大事の要素の一つを潰してしまう感じです。
「公式日本語版」という肩書ですが、
やはりDMMゲームズにはまだ勝てなさそうですね(;´・ω・)
✖機能に対する説明不足
ゲームの基本操作と流れは、チュートリアルでしっかり説明しましたが、
それ以外はほぼありません( ノД`)シクシク…
先ほど登場した「ステータス」もその一つで、
加えて追加設定の機能ですね・・・
項目多いですが、実影響が分からなくて調整しつらい
シリーズファンには問題ないかもしれませんが、
やはり一般プレイヤーの困惑要素の一つですね(;'∀')
✖固有名詞と文字量
なんというか・・・さすがウォーハンマー
本当に固有名詞が多すぎますOTL
加えてテーブルゲームを意識する演出なので、文字記述がメインになって、
理解もそうですし、読み取るだけでも大変です(´;ω;`)
全体を見る感じ、
やはり「シリーズファン」向けの傾向が強い。
自分としては、直接ゲーム内の説明がなくても、
ギャラリーなどで簡単な名詞紹介があったら、
めっちゃうれしいと思います。
そうすれば、新規プレイヤー達は例え完全理解できなくても、
ここから入門することはできます。
完全に置いてけぼりは少し残酷だと思いますね( ノД`)シクシク…
✖テンポの遅さ
他のゲームは大体ローディングのせいで、テンポが悪くなるですが・・・
本作は「戦闘」と「イベント」ですね
先ずは戦闘、低難易度はまだしも、
トロフィー案件なら高難易度も攻略しないといけないので、
その場合、敵雑魚ですら「量も数も」こちらより上ですOTL
特に育成がまだ完成してない中盤以前、敵を誘い出して各個撃破する必要があり、
一戦一戦が長いです・・・(加速機能もない)
(トロフィー諦めて低難易度なら・・・!)
そしてイベントのランダム性、
完璧を求めたいなら、頻繁にセーブロードが必要で、
時間が取られる上で苦痛です(+o+)
限定品あるかどうかしりませんが、
本作の場合、最良な結果を求めるより、
素直にダメージを受け入れるほうが快適です(;'∀')
「完璧」を諦めたら、テンポはある程度改善されます
ま・・・戦闘は仕方ないですねヾ(:3ノシヾ)ノシ
こちらも人を選ぶポイントですね・・・一般プレイヤーにはきついですが、
マイナスイベントになれてるテーブルゲーマーでしたら、
「どうということはない」
かもしれませんね( *´艸`)
お勧めできない人
テーブルゲームの再現に忠実過ぎて、一見さんに非常に厳しい一作
ゲームの出来自体は良いだと思いますが、
完全にシリーズファン、若しくは理解のある人に向けなので、
一般プレイヤー、或いは普通のSLGゲーマーに対し、
お気軽に勧めできない作品でございます。
実際、ノマ恒例の初見プレイマラソンも、本作で始めて「疲労」を強く感じました。
系統違いますが、DnDに詳しい方であり、
硬派本格SLGも結構プレイしてきましたが、
ここまで疲れ切ったのは初めてです・・・
「一般」の視点において、やはり「良い」とは言い難いですね。
でも、この手のゲームは「相性」ですので、
シリーズファンに愛される事は何よりの証拠です。
冒険して買ってプレイして、
ひょっとしたら未知な領域への扉が開くかもしれませんよ?
冒険少年王を目指す方でしたら、
是非チャレンジしてみてね:(;゙゚'ω゚'):
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