[ヴァンヘルシング The Incredible Adventures of Van Helsing] 感想レビュー[インディーズゲームレポート]


実況シリーズ、クラスごとのストーリー

遊び切ったの感想とレビューです
今回紹介するのは、伝統的なハクスラゲーム
The Incredible Adventures of Van Helsing
(正式な訳名がないけど、ヴァンヘルシングと呼ばれるらしい)
PC Steam版は2013年発表ですが、
PS4番はかなり最近です。
それにあわせて、仕様もかなり違っており、
バグも発生しましたがw
また、もう言うのも疲れましたが、
日本語翻訳はずさんのほうですw
英語がある程度堪能できるなら、英語に選択しましょう。
ゲーム内で言語を選択できることは評価します°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
総合評価:中の上


目次:
・どんなゲーム
・良いところ
・悪いところ
・ここは頑張った
・お勧めできる人
・お勧めできない人 



どんなゲーム
・あらすじ
主人公の父、ヴァンヘルシング・シニアは、
ボルゴヴィア(Borgovia)という地方のヴァンパイア統治者を倒し、
そしてボルゴヴィアを自分の盟友の科学者に託しその地を去った。

数十年後、ヴァンヘルシング家に一通の手紙が届いた。
ボルゴヴィアは今、マッドサイエンティストに統治され、
それを退治し、ボルゴヴィアを救ってほしいという内容でした。
ただ、ヴァンヘルシング・シニアはすでに年齢によりリタイアしました。
その代わりに、父と同じく道をたどる主人公が、
家族の盟友の美人幽霊・カタリナと共にボルゴヴァに向かって、
マッドサイエンティストを倒す旅に出た

・まさにザ・ハクスラ
もともとPC専用のゲームであり、
ゲーム全体はまさに伝統的なハクスラゲーム
ストーリーは一本道で、巻き戻すは不可、
キャラの育ちと装備の強さはプレイスキルよりはるかに重要など、
古き時代のDIABLOを思い出すぐらい。
全体的にはスチールパンク+ファンタジーの世界観で、
画面構成もしっかりとその雰囲気を再現しました。
元々マウス操作が基本のシステムなので、
コントローラーに最適にしましたが、やはり多少の不便が残っております
時々「ああ、この技はマウスで使ったら強いな~」と思うところもあります。
そのPCひいきの面においても、
伝統的なハクスラゲームともいえるでしょう(*´ω`*)

・キャラの育成正解を探す
ハクスラはキャラと装備の強さの重要度は9割以上である同時に、
このゲームは、「キャラの育つ方法の正解を探す」という面もあります。
正しい方向のスキル選択と配点は極めて重要で、
沢山のスキルとPerkの中、正解に違い組み合わせを探し出すが攻略の肝。
間違った育つ方でゲームを進むと、
進行に大きいな支障が生じ、多大なストレスになるかもw。
逆に正解をたどり着いたら、無双張りの爽快感が味わえます。
とくに前いじめてきた敵をいじめ返すという、復讐の甘美も
( *´艸`)
こういう感じで4ページ

・2へとのつながり。
実は本作は、2と合わせて一本に見れるはずかも(;´∀`)
ストーリーもすぐつなぐし、キャラクターも引き継げることができます。
加えて同じエンジンで作った1と2、
本作は「上」篇として見るほうがいいかも(;'∀')
(3もあるが、ゲーム仕様とエンジンともにかわりました。)


良いところ
世界観と雰囲気
近年、吸血鬼ハンターとして変わり続けるヴァンヘルシング
もともとはモブの大学教授w)
それを題材にして、さらに発展させ、
ファンタジー+スチールパンクのストーリーと世界観に仕上げました。
(大学教授の名残りかな?)
美術デザイン面も一貫しており
自分にとってはかなりいい仕上がりと思います。

キャラの作り
本作はキャラはあまり多くないものの、
どれも濃い個性が持っています。
東洋人にとって濃すぎて受け入れない可能性すらw
短いストーリーのなかで、主要キャラがどんな人なのか、
結構はっきりと分かるよう、演出をしました。
この面においての工夫は良い評価に値すると思います。

そして、カタリナはかわいいですよ、色気もありますw
頭と体が離れてるところ以外はかなり魅力的です(*ノωノ)

小ネタの数々
このゲームは大量な小ネタがあります。
ヴァンヘルシングとカタリナの夫婦漫才
(ツンデレVSツンデレ)
時事ネタ、ゲーム内輪ネタ、名作パロディーなどなど。
寒いものが多いものの、
ここまでやられると、もはや微笑ましい、かわいく見れますw
英語がある堪能できる方なら、さらに理解できますでしょう。
魔物ハンターの主人公がスチールパンクに対する文句すらありますw
ゲームキャラがゲーム自体に対する愚痴は、
ちょっとデッドプール感もありますねw。
「俺が好きな伝統的魔物はどこに行った??」
ヴァンヘルシングのセリフに注目w

装備の種類
低価格のわりに、装備の種類がかなり豊富。
ただの数値変化ではなく、モデル自体が多いです。
ま・・・アクセサリー類は外見に反映しないけど(;'∀')
でも、値段から見ると、企業努力が見えるほどの豊かさですw。
ただ・・・プレイに当たって使えないものが殆どのも
また事実ですが(-_-;)

コントローラーの扱い
PCからの移植であるものの、
コントローラー(ハード)をかなり要素を入れてました
警告音や知らせはパッドスピーカーからや、
敵との距離で光のいろが変わるなど、
割と面白いいじりをしてきました。
ま・・・工夫自体は悪くないけど、
もっと操作性の最適化に力を入れてほしいけどね


悪いところ
メインストーリーが短い
正直、「あれ、もう終わった?」感が非常に強い。
まあ・・・前も書いてもしたが、2とのつながりも非常に強いがため、
これもその一因になります。
エンディングのすぐあとが2なので、
おそらく最初は1作として考えたのでしょう
ただし、1という本作の終わり方は本当に呆気なかった。

難易度バランス調整とクラス格差
この二つもかなり絡んできます。
クラスの強さの差はかなりあります。
ま~遠距離魔法>物理近接という、洋ゲーにありがちの傾き方です。
より遠距離、そして魔法に近いプレイは強くなり、
逆に近接と物理に寄ると弱くなります。
高難易度やNever Ending Storyモードでは、近接ハンターははや攻略不能に近い
とくにNever Ending Storyモードでは、中ボス以上の敵の攻撃力は、
普通攻撃の一撃でもPCのHPを超えますので、
接近すらできなく、ヒット&アウェイがメインなので、
近接がオワコンであることもうはっきりですw。
このバランス調整は、このゲームにとって最も評価に響くところでしょう。
自分からいうと、バグよりひどいですw
ま~一番簡単な難易度ですすむなら、特に問題ないけどね(*´ω`*)
ちなみに、2では相当改善されました
本作1では、魔術師が圧倒的に強い

取り返しがつかない要素が多数。
このゲームはオートセーブ一つで、
しかも決めた決断を戻ることはできない
また、ゲームクリアをしても、強くて再開することもできない。
よって、大事な要素、貴重な報酬を取りこぼしなら、
「このキャラ」で取り戻すことは不可能です。
攻略サイドを見ないで進みたいなら、
本命キャラを最初に使わない方がいいでしょう。
取りこぼしが嫌いな方は、英語の攻略サイドを確認しながら進みましょう。
こういう要素の数が多く、しかも貴重品も多いです。
完璧主義な人やコレクターにとってかなりのストレスでしょう
知らない内にクエスト失敗、そしてやり直す不可

操作の最適化不足「ターゲットハイジャック」
元々マウスで遊ぶゲームなので、
移植に当たって、ま~それなりに努力したですが、
やはり最適化不足問題は残っていました。
特に「戦闘」においての「ターゲットハイジャック
マウスで遊ぶとき、カーソルのクリック先がターゲット、
という簡単な操作ですが、
コントローラーに代わると、向き判断や自動ロックオンをしないといけません。
そこでた、自動ロックによって、
狙う方向で真逆の方向に攻撃するときは結構あります。
しかもこの自動ロックは「強制」であり、操作で変わることができない。
かなりの嫌がらせしか言えません。
特に目視しにくい小さい、弱い雑魚があるときこの問題が顕着
なるべく敵を同じ方向にいさせることを努力しないと、
真っ当に戦うことも難しいです(-_-;)


ここは頑張った
・キャラ変化の多様性
スキルの種類が結構多く、組み合わせにより、
多様化のプレイスタイルが可能。
その多様化したスキルを見ると、力を入れたことははっきりしています。
ただ、やはり収束点もあり、
その攻略に適する収束の答え研究することもハクスラの一環ですので、
それを忘れなくw。

・品質の底上げ
ゲーム自体は「伝統」であり、革新する部分はあまりないですが、
その伝統の品質をなるべく上がることは、
このゲームがとる方向です。
演出、ステージの構成や装備種類などなど、
かなり工夫を込めました。
プレイする側も十分に楽しめます。
いろんな工夫が込められています


お勧めできる人
・ハクスラが好きな人
・気軽プレイが欲しいひと
・キャラの育ち方の研究が好きな人


お勧めできない人
・突然の死や取り返しのつかない要素が嫌いな人
・プランや研究が苦手な人
・血と暴力表現が苦手な人


新の部分がなくものの、
ハクスラというジャンルにおいて、
あらゆる面で高めたこのシリーズの1作目です。
とくにやりたいゲームがなく、時間潰しがしたいなら、
値段以上の体験ができる本作は
結構いいチョイスと思いますよ(`・ω・´)b



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